IT業界は人材の需要が高い影響で、業界に特化している転職サイトがたくさんあります。
エンジニアが転職を考えるときには複数の転職サイトに登録するのが一般的になりました。
1つの転職サイトに登録しているだけでは求人の網羅性が低いことに加え、必ずしも最良なエージェントに対応してもらえているとは限らないからです。
比較検討をしてみるとどのサイトのエージェントが優れているか、自分に合っている求人が多いのはどのサイトかといったことが見えてきます。
複数の転職サイトを併用して成功している事例は多く、冷静に比較検討をしながら理想的な転職先を獲得されています。
しかし、中には併用により転職に苦労している失敗事例もあるので注意しなければならないでしょう。
失敗事例として典型的なのが登録数を増やしすぎているというものです。
登録する転職サイトを増やすほど求人の候補数も増え、比較検討できるエージェントの人数も多くなるというメリットがあります。
結果として魅力的な求人を見つけられるケースもあるものの、実際には個々のエージェントに対応しきれずに苦しんでしまうエンジニアも多いのです。
併用して通常対応しきれるのは3社か4社程度なので、複数登録をして併用して比較しようとしている場合には注意した方が良いでしょう。
自分のポテンシャル以上に多くの転職サイトに登録してしまった人ほど失敗してしまいやすいので、もし対応が大変だと感じたら速やかに対応できる数になるまで退会するのが合理的です。